1300年以上前に行基菩薩によって建立された神仏習合のお寺、太江寺。鎌倉時代に造られた国指定文化財の千手観音菩薩像をご本尊とし、伊勢西国第1番札所、長命長寿・病気平癒の仏として今日まで信仰されてまいりました。
そんな太江寺の手水舎が今、長年の雨風によって腐食が進み倒壊の危機に直面しております。実はこの手水舎に使われている手水鉢は鎌倉時代の宝篋印塔(ほうきょういんとう)の台座をくり抜いて利用したもので、文化財として貴重なものと言われています。
このままでは手水鉢は、手水舎の倒壊と共に失われてしまいます。そんな中、手水鉢は残しつつ、損傷の激しい手水舎を改築するには、約400万円の費用がかかることが判明しました。
ただ、この手水鉢は歴史的価値はありつつも、指定された文化財ではないので国や自治体から補助金を受けることができません。我々で全額を賄うことは難しく、悩み抜いた結果、今回クラウドファンディングへ挑戦し、広く皆様にこの費用の一部を募らせていただくことを決めました。
日本の歴史や文化を可能な限り現代に残し、次世代へと大切に引き継ぎたい。そして、皆さまに今後も先人たちの想いを感じながら使い続けていただけますように、精一杯取り組んでまいります。
どうか皆さまのあたたかいご支援をお願い申し上げます。
▼詳細・ご支援はこちらから
https://readyfor.jp/projects/taikouji
第一目標金額:250万円
支援募集期間:2月2日(tree)9Time ~ March 31(gold)23time